パンプキン爆弾
上の娘が学校の図書館で借りてきた本『パンプキン!』。上の娘は戦争の話の本と言いますが、表紙を見る限り今イチ意味が分からず。で、読んでみることに。すると、38年生きてきて始めて知りました。パンプキン爆弾というモノの存在を。
長崎に落とされた原子爆弾、通称「ファットマン」と同一形態の模擬原爆だそうです。模擬なので本物と違って核分裂をすることはありません。ただ模擬といっても、爆弾なので威力はあります。原爆が広島・長崎に落とされた1945年の7月20日に10発落としたのを皮切りに、49発のパンプキン爆弾をアメリカは日本の各地に落としました。そのために400名の死者が出たそうです。このパンプキン爆弾を落とした理由は、「本番」のための練習です。ただの練習で多くの人が傷つけられてはたまったものではありません。
この物語は小学生目線で戦争とは何かが語られています。日本とアメリカや韓国との今の関係とは別の時代がほんの70年前にあったということ。そんなことを知らなかった彼女には大きな衝撃でした。しかし、その事実を知って、彼女自身が自分に何ができるだろうかって考えていく姿勢がとってもステキです。
おじいさんが長崎ちゃんぽんを作りながら、この具のようにうまく混ざり合って、仲よく助け合っていける世界にしないとって言われていました。うまく混ざり合うだけなんです。それだけなんです。お互いに思いやる気持ちをもつだけなんでしょうがね。結構簡単なことだと思うのですが、でも世界規模になると難しいんでしょうね。だって、日本という小さな1つの国の政府の中ですら、くだらないことで啀み合っているんだから。
まずは自分だけでもうまく混ざり合って、仲よく助け合えないと。まあ、協調性のない僕がこういうことを言うのも変ですがね。


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