夕飯を食べていると、ひょうんなことから話題が雑巾の話題に。新学期の持ってくるものにたいてい「雑巾」というものがあります。学校(担任?)によってさまざまなのでしょうが、2枚持ってきてほしいという場合があります。というか、2枚持ってくるように指示をする場合をよく聞きます。娘の学校も2枚持って来るようにと指示されています。14年間教員をしていますが、なぜ2枚なのか、その意味がよく分かっていません。妻は拭く場所によって雑巾の種類を変えるためではないかといっていました。そんな発想は悲しいですが僕にはありませんでした。
ということで娘に雑巾を2枚学校に持っていってどうするのかを尋ねました。すると2枚とも先生が保管するそうです。では、掃除するときにどの雑巾を使うのかと聞くと、縦割り班の掃除なので、掃除場所が固定されていないので、担当になった掃除場所に置いてある雑巾を使うそうです。つまり、自分が持っていった雑巾を使うわけではないようです。
2枚雑巾を持っていくパターンとして、1枚は記名して、1枚は無記名というパターンがあります。これは記名したものは自分が掃除用に使い、もう1枚は先生が保管という場合です。保管用に雑巾があったら、例えば牛乳をこぼしたときとか、都合がよいときはたくさんあります。しかし、毎学期となると、保管している雑巾が増えるばかりです。そんなに雑巾って使うのかなぁ。
僕は毎回雑巾は1枚でよいとしています。新学期になったら、新しく持ってきたものと変えて、古い方は、こぼした牛乳処理用とかに使います。拭いてそのまま捨てられます。というように雑巾を使ってもたいてい余ります。だから、学年末の最後の大掃除のときに一気に使うような感じになります。高学年を担任したら、その雑巾も家庭科の時間に作らせます。その方が価値があると考えていたからです。
しかし、僕が教員になった頃と比べると雑巾模様もずいぶん変わってきました。僕が教員になりたての頃は、たいてい家庭で古タオルをミシンで縫って、雑巾に変えたものを持ってきていました。だから、どの雑巾が誰の雑巾なのかたいてい一目で分かりました。最近は手作り雑巾はほとんどなく、ホームセンター等で買われたものが多いです。ホームセンターに行けば安いものならば1枚20円くらいで売っています。光熱費や手間を考えれば、作るよりも合理的なのかもしれません。
となると、雑巾も各家庭から持ってきてというよりも、学級費とかで一括して購入した方がよいような気もしてきました。昔のように、家庭で作って持ってきたものを自分が使うという感覚でもないからです。古タオルをリサイクルして雑巾にという発想でもないようですし。
そういえば高学年を担任したら、消費者教育とかねて、家庭科で「雑巾は作るか買うか。」という授業をよくしていましたが、この授業はもう時代に合わないのかもしれませんね。
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