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2007年11月 9日 (金)

メールごっこ

 授業で『メールごっこ』をしました。これは手紙を書いて誰かに渡すのですが、条件があります。①必ずハンドルネームを付けること。②字の特徴で書いた本人がわかることのないように工夫すること。③先生郵便局を通すこと。①②は書いた本人が特定できないようにするためで、③は最低限の情報モラルを守らせるためです。この条件の下、『メールごっこ』スタート。もう子どもたちは大興奮。やってくるメールにドキドキワクワク。すごく楽しそう。

 ここで、僕がわざとチェーンメールを送りました。すると、見事に(?)引っかかり、不幸の手紙が至る所に回り始めました。顔が見えないというのは恐ろしいです。妙な安心感を与えます。情報モラルを明らかに逸脱しているメールも登場してきます。もちろん、そういうメールは先生郵便局で廃棄されますが。しかし、この1時間で子どもたちは『メール』の光と陰の部分を大いに感じ取ったと思います。

 授業後、感想を書かせました。体験がメインだったので、正直なところ「楽しかったです。」の趣旨の感想が多いのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。「楽しかったけれど、不安だった。」という趣旨の感想が非常に多かったです。『メール』はいろいろな不安を与えます。内容の不安、差出人の不安、そしてメールが来ない不安。

 情報化が進み、便利な世の中になりました。老若男女、普通にメールで会話ができる時代です。しかし、だれもメールのやり方を教えてくれません。学校でもほとんど教えません。教えるといっても口だけです。感受性の高い子どもは時代の波についていっていますが、大人は遅れをとるばかりです。情報化の影の部分まで目が行き届きません。そこが問題なのです。便利な物は使えばいいのです。しかし、影の部分とどう向き合うかです。向き合い方がわからなければ、使ってはいけないし、向き合わせるのは、本来大人の役目です。大人こそ、光ばかりに目を向けるのではなく、影に注目していかねばいけないのではないでしょうか。安易に携帯電話を子どもに与える時代です。それくらい責任を大人が持たないとね。

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