現場とのズレ
教育の現場にいると、上の人の考え方とのズレを非常に感じることが多いです。あまりいうと単なる愚痴になるので言いませんが(すでに言っていますが)、1つだけ。
明日、学校にパソコンが納入されます。ようやくと言っちゃ失礼ですが、うれしいことです。しかも13台も。なぜ13台かというと、クラスが13クラスあるからです。ん?どういうこと?つまり、クラスに1台ずつという配分です。教室に1台だけ、しかもデスクトップです。ん?どういうこと?上の人の考え方としては、将来的にネットワークを使って遠隔授業みたいなのを夢見ているようですが、こんな狭い教室のどこにデスクトップを置くスペースがあるのですか。邪魔だし、ケガの元です。だいたいケーブルが黒板のそばにあるからほこりかぶりまくりです。それに1台で40人がどうやって使うのですか。使い勝手が悪すぎます。
ということで、13台すべて1カ所に集めて、ちょっとしたパソコンルームを作成することにしました。しかし、空き教室がないので、とりあえず、図工室の半分を使う予定です。それで、上の人にその旨を伝えました。そういうやり方も別に構いませんと了承されました。ついでにLANケーブルやハブなどはどうすればいいかと聞くと、まあ当然のごとく、「学校の予算で。」と言われました。
他の学校がどのような形でパソコン搬入に対応するのかはわかりませんが、物だけありゃいいってもんじゃありません。物があってもそれを使いこなせないと、ガラクタと一緒です。上の人のビジョンが見えません。もちろん、上の人は現場のことを思ってのことなのでしょうが、あまりにもズレすぎているので、対応に困ります。
明日、どうしようかなぁ。コンセントすら確保できてないしなぁ。とりあえず、延長コードでどうにかするかな。
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コメント
SYOGOさんの励ましがすごく勇気になります。ありがとうございます。とりあえず、全部つないでみました。SYOGOさんにつなぎ方を教えてもらったおかげです。
投稿: パパ | 2008年1月 8日 (火) 20時49分
すごい話ですね。今でもこんなところがあるんだ・・・。何のためのPCか、全く考えていないことがよくわかりますね。また、自分には、情報機器に関する知識のなさもその上の人は露呈している。全く税金の無駄遣いとしかいいようがない。でもね、負けちゃいけません。その13台のPCでも、できることはあるはずです。ないよりはましなのです。ここからが、下のモンの知恵の出しどころ。力、貸しますよ。
投稿: SYOGO | 2008年1月 8日 (火) 19時57分