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2008年3月 2日 (日)

暴力の世界地図

Photo_4 図書館で『暴力の世界地図』という本を借りてきました。児童書コーナーにあったので、子どもでも容易に読めるものです。しかし、ここに書かれている事実は容易には受け入れられないものばかりです。

 全世界の核弾頭は約1万6500発もあるそうです。そのうちの90%はアメリカとロシアが持っています。アメリカなんて、新しく核兵器を持とうとする国に対してはものすごく厳しいのに、自分の国の核兵器は捨てようとしません。不思議な国です。ビックリするほど自己中心的な考え方です。

 この本の中でかなり衝撃だったこと、それは1年間に120万人の子どもが売られているという事実です。人身売買です。通信販売で売買されたりもするそうです。売られた子どもたちは、売春、家事労働、危険な労働、兵士として働かされるそうです。経済的な貧しさのために「人を売る」人。そして、金で「人を買う」人。人が『モノ』として扱われている国があるという現実。そして、それがごく1部のことではなく、120万人もの規模であるということ。心ある人間がすることなのでしょうか。

 しかし、日本という豊かな国に住んでいる私たちはどうなのでしょう。こういう事実を知ると、ただ『かわいそう』と一言で済ませてしまいます。確かにかわいそうなのだけれど、まるで他人事のようです。本当はこの事実を『かわいそう』と一言で片づけてしまう私たちの心が1番『かわいそう』なのかもしれません。もちろん、事実を知ったからといって、何かができるというわけではないけれど、『自分』を見つめるきっかけにはしないと。『かわいそう』なんて言っておきながら、平気で人を傷つけるような行為してたら、自国の核は捨てずに、他国の核は非難するどこかの国と同じだから 。

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