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2008年4月10日 (木)

道徳テスト

 朝日新聞の社会面に「道徳テスト、心に偏差値」という興味深い記事が載っていました。何でも子どもの道徳心を検査し、偏差値や5段階評価を示す業者テストが全国の小中学校で実施されているらしいです。そんなところがあるんだぁ、ビックリです。

 新聞に図書文化社発行の「道徳性検査」の5.6年生用の問題が載っていました。こんな問題です。

 正代さんの住む町は、歴史と伝統のある町で、文化財もたくさんあり、国内、国外からの観光客も少なくありません。また、「ふるさとの町をよくする案」の募集も始まりました。正代さんは、自分も案を出そうと思いました。

 正代さんは、いつも自分の町に対して、どのような気持ちでいるでしょうか。

ア この町が大好きで、ほこりにしている。

イ この町を特に好きでもないし、あまり守ろうとも思わない。

ウ この町の文化や伝統を、進んで守っていきたい。

エ 特にこの町を好きだとは思わないが、大切にしなくてはならない。

 僕は「ア」が答えだと思ったのですが、配点を見るとアが3点、イが1点、ウが4点、エが2点でした。え~っ、そうなの?ちなみに妻も「ア」と言っていました。僕たちは道徳性がないのでしょうか。

 点の低い「エ」だって、考え方は間違いではありません。親の都合で引っ越しを頻繁にしなくちゃいけない子だっているのですから。大切にしなくちゃいけないって思うだけ立派だと思います。まあ、「イ」はまずいような気がしますが。

 検査して何が分かるのかは知りませんが、検査して「あ~、この子は道徳性が低いんだ。」だけで終わっては絶対にいけないと思います。道徳性が低いならば、道徳性を高めるためにどうすればよいかを考え、実践しないといけないと思います。学校現場での週1時間の道徳の時間ではどうにもなりません。毎日毎日、1時間1時間が実践の場です。子どもたちの道徳性が低いっていうのは、まあ結局、子どもたちを取り巻く大人が問われているってことですからね。

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