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2008年5月23日 (金)

アダルトと向き合う

  「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う。」と民主党の円より子参議院議員らが提出したアダルトゲームの規制を求める請願に対し、同議員のインターネットサイトの掲示板に、数百件の批判的な意見が寄せられているそうです。「街中に氾濫している美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、小学生の少女をイメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずのうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が起きている。」と指摘しています。これに対し、掲示板には「雑誌やゲームが全て犯罪の元と言いたいのか。」「ゲームユーザー及び製作者に対してあまりにも偏った失礼な発言だ。」「美少女ゲームを嗜む大人だが、自分の心も壊れているのか。」といった批判的な意見が寄せられたそうです。

 アダルト的情報は至るところで氾濫しています。僕が子どものころから氾濫していました。テレビからは流れるし、本や雑誌はいっぱいあるし、友達からの謎の情報は提供されるし。それを遮断することは不可能です。さらにインターネットが当たり前になった昨今、ボタン1つでわいせつな画像や動画を手に入れることは子どもでもたやすいことです。フィリタリングをかけたところで、パソコンに詳しい子どもなら、簡単に解除するでしょう。「寝た子を起こすな。」と良心的に考えたとしても、子どもたちは完全に起きているのです。

 アダルトの世界は虚の世界です。ここがアダルトと向き合う原点です。嘘なのです。フィクションです。だから正しい情報を伝えないといけないのです。見せてはダメと大人が考えても、勝手に情報が入ってくるのです。だからこそ、その情報が正しいかどうかの知識を教えないといけないし、また、自分自身がその情報が正しいかどうかを判断できる力をつけさせないといけないのです。それが大人の役目です。

 あれもダメ、これもダメ・・・。排除するのは簡単です。それに排除すれば、責任は自分以外に移りがちです。でも、排除できないですよ。そういう世の中なのだから。向き合いましょう。もちろん、政府として見せて良いものと見せちゃいけないものの基準を作ることは大切です。ただ、アダルトという陰に隠れる部分だからこそ、堂々と考えてもらいたいですね。

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コメント

 中学生のころ、どこからともなくエッチな本が回ってきました。いろいろな人がずいぶん見て、回ってきたのでしょう。もうボロボロです。しかし、あのドキドキ感はある意味「大人の階段の~ぼる~。(思い出がいっぱい)」です。でも、虚と実の線引きはきちんとできました。アダルト=犯罪の温床って虚と実がごちゃごちゃになることなのでしょうが、たぶんそういう人って稀だと思う。
 あと数年したら娘がアダルト的ないろいろな情報を入れてくるでしょう。そのときにきちんと線引きできる判断力、親がつけさせないとね。あと2ヶ月で「夏」です。

投稿: パパ | 2008年5月24日 (土) 08時02分

ちょーっと,意味不明。守りに入ってる感じ・・・。
卒論を書いてた頃の,あの大胆さが欲しい。
今年の夏の計画でも立てヨット!!

投稿: 鯉太郎 | 2008年5月23日 (金) 22時14分

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