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2008年6月29日 (日)

結婚式

 元同僚の結婚式でした。彼は僕の13年の教員生活の中で同じ勤務校にいた唯一の年下の同性です。つまり今のところ唯一の後輩の男子です。僕が現勤務校に来たとき、彼は新採2年目でした。職員室の席がちょうど向かい合わせでした。朝は早くから職場に来て、夜は遅くまで仕事をしていました。よく働く人でした(まあ、若干段取りが悪いかなって気はしますが・・・。)。

 そんな彼がその年、クラスで30人31脚に出たかったそうです。彼は過去に出場した学校の先生から情報とかも集めたそうです。職員会で彼は出てみたいと訴えたのですが、上が出した答えは「NO」でした。練習の時間、道具のこと、保護者への対応等々理由はいろいろあったのですが、最大の理由が「新採2年目」ということのようでした。未だにこのときの職員会の画が頭から離れません。このとき、彼は四面楚歌のような状況でした。上の人は上の人なりに彼のことを考えて判断したことだから、仕方ないのですが。僕は「やりたいのであればやらせてみては。」って思っていたのですが、このときに何も言えなかった自分が情けなくて。

 職員会後、完全に失意の彼は、1人教室に閉じこもってました。僕は「ごめん、助けられなかった。」ってメモを書いて彼の机の上に置きました。今さらメモなんて何の意味も持たないのですが、このときの自分がものすごくイヤでした。職員会のあの場で何も言えなかった自分。何も言わない自分も四面楚歌を作り上げたメンバーの1人です。自分がおかしいのではないかと思ったことは言わないと。流しちゃダメです。あれ以来、多少僕も言えるようになってきました。ただ、ストレートに言ってしまうので、オブラートに包むことを学習しないといけないのですが。

 あれから5年。彼は家庭を築きます。結婚おめでとう。今日のあいさつも立派でした。

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コメント

あの時、自分も賛成の意見を言うことができませんでした。
宿泊学習から帰ってきた次の日が予選会ということもあり、難しいのかなと思ってしまった記憶があります。
ただ、今、思えばやってみないとわからなかったものを予測で判断した自分が存在したのは、間違いありません。年齢を重ねていくほどチャレンジ的な精神が弱くなってしまったのでしょうか。
自分は、職員会の後、彼の教室を訪ねて賛成できなかったことについて詫びました。
しかし、彼は笑顔で接してくれました。その時に、本当の彼の優しい人間性を確信できたような気がします。そして、それを機に彼は何倍もステップアップして魅力ある教師になっていっているような気もしています。
素敵な結婚式でしたね。
自分は、今日も保育実習に向けてピアノの練習に励みます。自分も少しでも魅力ある教師に近づくために…。

投稿: パイナップル | 2008年6月30日 (月) 08時29分

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