« 「コピー」を求める人 | トップページ | 犯行予告の携帯サイト »

2008年6月 9日 (月)

教師 大村はま96歳の仕事 

Photo  図書館で借りた大村はまさんの本。彼女の本を読むと、『教える』ということは何なのかを改めて考えさせられます。

 「子どもに考えさせる」「子どもを生かす」「子どもの力で遂げさせる」といったような美しい言葉で、戦後は喜ばれました。でも、そんなことをしていて、子どもたちに言葉の力がついていくなんてことはないと思います。考える焦点ぐらいは示さなきゃ、ヒントぐらいは出さなきゃ。何もしないで子どもをにっこりさせることしかしないから、怠慢なものになってしまったのだと思うのです。

 種を植えても、水をやらないと芽は出ません。肥料を与えないと大きくなりません。日光に当てないと色つやが良くなりません。僕らの仕事は、水であり、肥料であり、日光であるのだと思います。いくら種に「がんばれ!」と言っても芽は出ません。しかし、どう水を与えるか、どう肥料をまくか、どの程度日光に当てるかを見極める力をつけないといけませんね。

 トマトは水をあげすぎると甘みがでません。キュウリは水をたっぷりあげないといけません。子どもたちも三者三様。怠慢にならないように気をつけないと。

|

« 「コピー」を求める人 | トップページ | 犯行予告の携帯サイト »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

 4年生で植えていたヘチマの種。全然芽が出ませんでした。植えてから1ヶ月音沙汰なしです。絶対種が悪いって思っていました。もう処分しようかと思っていたら、芽が出てきました。ビックリです。すぐに芽が出た種もあります。時間のかかる種もあります。いろいろですね。
 投稿名があまりにもリアルに表示されていたので、勝手に変えました。

投稿: パパ | 2008年6月10日 (火) 21時14分

教育実習指導教官お疲れさまでした。
毎日ではありませんが、県立大学で先生のブログを時々拝見しております。
自分も先日、大学で授業をしたのですが、いくつもの発見と学びがありました。その後、学生から質問を数多く受けて、少しずつ回答をしているところですが、その質問の多くは、絶対的な効果のある指導法を求めてくる傾向があります。
しかしながら、ブログに書き込んでいたように、一つひとつの種はみな違いがあり、その違いを教師が把握できた時に、少しの効果的な指導法が見えてくるのだと思います。
また、時間も必要だとも思います。昨年自分のクラスの児童に「先生の通知票」をつけさせたところ、S君が3学期分とも、「まだまだ頑張らなければいけない」とコメントしていました。
自分は、勝手にS君は自分のことを苦手としているのではないかと思っていましたが、先日自宅に手紙が届きました。内容は「早く戻ってきてください」というものでした。
子ども達の種は、いつ芽がでるのかわかりませんが、受け持った児童の全ての芽が出ることを担任は信じ、適度な水と肥料と日光を与え続けることが必要なのでしょうね。
現場から離れて学ぶことができた一つの事例でした。

投稿: kuniT | 2008年6月10日 (火) 08時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「コピー」を求める人 | トップページ | 犯行予告の携帯サイト »