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2008年7月 4日 (金)

週末日記

 新採の時から『週末日記』というものを行っています。これは毎週末こちらから題を提示し、それに応じた内容の文章を書いてくる宿題です。そして学期ごとに、その作品のいくつかを集めて文集にするのです。新採の1学期目と1年生を担任したとき以外すべて作ってきたので、今回で33冊目の『週末日記』が完成しました。

 なぜこの『週末日記』を取り組もうと思ったのかという理由はありません。何となく始まったのです。しかし、適当に何か日記を書いてきなさいというよりも、こちらが敢えてタイトルを与えた方が的を射た文章になります。毎週の習慣になってくるので、子どもたちも当たり前の宿題になってきます。教室でみんなで書く文章と違って、家で1人で書くので、思考も違ってきます。それにどうしてもクラス全体で考えて欲しいこととかをタイトルとして出すこともできます。

 文集はすべて僕がパソコンで打ちます。子どものリアルな手書きにしないのは、内容はすばらしいのに、字がていねいでないために真意が伝わらない子がいるからです。でも、手書きの暖かみも必要と思うので、手書きで文章を書くコーナーも設けています。

 10年続けたら本物だといわれたことが、とりあえず13年目になりました。この文章の質は、僕の表現力を鍛える授業の質をそのまま表していると思っています。だから『週末日記』は僕にとっての反省材料でもあります。(だから1学期は、まあそれなりで・・・って勝手に弱気になっているのですが。)

 週末日記を作るのはいつも金曜日です。なぜなら、できた文集を週末に読んで、感想を書くためです。この感想は僕の宝物です。過去12年分の1000枚近い原稿用紙が僕の手元にあります。クラスメイトのさまざまな文章を読んで書くこの感想。ほとんどの子が最高の文章を書いています。感想を読むと、大人が口うるさくいろいろなことを言っても心を動かさないことでも、クラスメイトの考え方1つで心が動かされるのだって感じます。

 さて週末日記ができあがりました。そろそろいい加減に通知票に取りかからないといけません。

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