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2008年7月16日 (水)

ノーマークの子

 愛知県の東名高速で起きた高速バス乗っ取り事件。逮捕された少年は14歳。テニス部に所属するまじめな生徒だったそうです。現在のところ「親に怒られて、嫌がらせのために。」というモーレツに幼い発想の動機を語っています。

 その生徒が通っていた学校の校長は夕方、集まった報道陣に「まだ警察からの連絡はないが、間違いない。」と神妙な表情で話したそうです。そして教頭も「非常に驚いている。まじめな生徒で心配したことはなかった。ノーマークの子だった。」と肩を落としていたそうです。

 『ノーマークの子』。ここ最近、少年犯罪が起こるたびに、「なぜあの子が?」ということが報道されています。事件が起こるべくして起きたというよりも、まさかこの子がという感じで。でも、本当はそんな単純にまさかというものではなく、積もり積もったものが爆発したのでしょうね。ただ、それを周りの『大人』が見抜けなかったのかも。本当はマークすべき子だったのに、大人が勝手にノーマークにしてしまったのかもしれません。

 大人も子どもも、みんなたくさんのことを抱えています。大人はそれなりに抱えているものを処理できますが、子どもは難しいです。だから時として処理の仕方を誤り爆発することもあります。この子は大丈夫だろうっていう勝手な判断は、大人の身勝手な都合なのでしょうね。本当は『ノーマークの子』なんて1人もいないのでしょうね。しっかりアンテナを大人が張っていないと。ノーマークって大人が勝手に思っている子が、今、この瞬間もSOSをいっぱい僕たちに発信しているかもしれないから。

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