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2008年8月 5日 (火)

松本サリン事件から14年

 松本サリン事件の被害者、河野義行さんの奥さんが亡くなりました。60歳でした。あれから14年。事件の後遺症で意識が戻らないままでした。義行さんは事件発生当時、容疑者扱いにもされてしまいました。そんな義行さんの言葉。

 私は、麻原被告も、オウム真理教の実行犯の人たちも、恨んでいない。恨むなどという無駄なエネルギーをつかって、限りある自分の人生を無意味にしたくないのである。

 表しようのない怒りが本当は体中を包んでいるはずです。オウム真理教の悪行のせいで、自分も、自分の妻の人生をも狂わされ、さらには警察の初動捜査のミスやマスコミのあらぬ記事のせいで犯人扱いまでされ。それでも「恨んでいない。」という言葉が出てくる重さ。犯人は問題外として、警察、マスコミ、そしてテレビや新聞から流れる不確かな情報だけで煽り立てた僕たち傍観者、みんな猛省しなければいけません。

 いまだにオウム真理教はAlephと名称を変えて活動しています。また、オウム真理教から脱会した新団体「ひかりの輪」の上祐さんが罪の重さを自覚しているとコメントをしています。本心からそう言っているのかもしれませんが、この罪の重さはどんなことをしても消えないでしょう。

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