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2008年10月16日 (木)

公開授業

 公開授業でした。教務の先生からは若いピチピチの先生がいっぱい来るからいいねぇと言われてましたが、ベテランの方ばかりでした。あらら。僕の今日のテーマは『パワーポイントと授業の融合』です。パワーポイントは便利な道具だけれども、あくまでも道具であって、利用するのはいいけれど利用されちゃいけないこと。なくても別に構わないものということを意識しながらの授業づくりをしてきました。

 そして授業開始。最初に泥水のたまり場から直接口を付けて飲む少年の写真を提示。この写真は強烈にインパクトがあります。一気に授業に引き込めます。がしかし、映像がクリアに映りません。ある程度予想はしていました。今日は天気が良いからです。光ってきちんと見えないのです。パワーポイントに頼り切っちゃいけませんといういきなりの洗礼です。口でわかりやすく説明しました。

 前回、良くなかったのが情報を伝えるだけで終わった感があったことです。今回は、情報を伝えたあと、話し合える発問を考えました。『地球の水を守る方法を3つ教えます。どれがよいと思いますか?』というものです。なぜ、こちらから提示したかというと、子どもに「どうしたらよいと思う?」と聞いたところで何も出てこないからです。そんな方法、知らないからです。だから敢えて提示しました。その3つは①節水作戦、②募金作戦、そして③何もしない、この3つです。まずはこの中で1番良くないなと思うものを選ばせます。わざと3つにして、その中に敢えて③何もしないを入れました。もちろん、1番良くない方法で③をみんな選びました。③を入れたのは、自分のこととしてこの問題を考えさせたかったからです。なぜ、何もしなかったらダメなのかを。最初っから2択なら、勝手に提示された2つのどちらかを選ばないといけないとなり、かなり受動的になりますからね。その後、残った2つのどちらの方がよりよい方法かを話し合いました。

 別にどちらが良くてどちらがいけないというわけではありません。どちらも大切なのです。子どもたちはそれなりにどっちの方が自分たちにもできるといった視点やどっちの方が水のない国のためになるといった視点で考えていました。他にもたくさんの方法はあります。いろいろな方法を出すことも大切です。ただ、45分の授業の中で、子どもが全員真剣になって自分のこととして考えざるを得ない状況を作るのは学校の先生の仕事です。できる子だけがそれなりに満足をして、できない子はほったらかしている状況を作ってはいけません。だから、3拓のかなり絞った発問を考えました。

 授業を見られていろいろと賛否があったと思います。どう感じたのか、他にも改善点があるのかとか参観された先生方に聞きたかったのですが、反応がゼロでした。まあ、僕は授業を公開するだけの担当でしたし、後の話し合いにも参加していないので仕方ないのですが。ほんのちょっとコメントを書いた紙くらいくれたらいいのにとは思いましたが。とりあえず、教頭先生が職員室で授業の感想を言っていただいたのでありがたかったです。

 授業を誰かに見てもらうことは良いことだと思います。でないと惰性に流されてしまいますからね。自分の授業を見つめ直す1つのきっかけになりますからね。 

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コメント

ありがとうございます。誰かにこういうことを言ってもらいたかったのです。この授業を仕組むにあたって、珍しく真剣に考えました。単に地球の水を守る方法は?と問いかけても、彼らには情報が全くないので、答えられません。だから、ベタな節水と募金の2つを投げかけました。もしかしたら、他に守る方法はと問えば、何か出てきたかもしれません。しかし、今の彼らはまだ「へぇ~、そうなんだぁ~。」の他人事の考えです。あまり身近なことではないからです。そして彼らの中の情報が余りにも足りなすぎます。まあ4年生だから仕方ないのかもしれませんが。でも、10歳の子どもたちに具体的に何ができるか、これからも考えていきたいと思います。

投稿: パパ | 2008年10月18日 (土) 00時07分

直感的に書きます。私はこの学習に不満足です。最後に、「ところで、他に水を守る方法はないか?」と問います。節水以上に、私は「汚れ」が気になるからです。もし、これに近い意見があったら、褒めて終わります。……視点が違っていたらごめんなさい。

投稿: tssune3 | 2008年10月17日 (金) 16時48分

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