« 差し戻し | トップページ | 保健の勉強 »

2008年12月10日 (水)

勉強が楽しくないのは

 国際教育到達度評価学会が小中学生を対象に実施した「国際数学・理科教育動向調査」の結果が発表されました。日本の小中学生は、テスト成績では両科目とも5位以内に入ったものの、学習意欲は最低水準だったようです。日本のテスト成績は、中学理科が前回03年調査の6位から3位に上がり、数学も5位に踏みとどまりました。小学生は算数と理科がいずれも4位で、前回並みの成績でした。文部科学省は「理数離れに歯止めがかかった。」とみているようですが。

 一方、テストと同時に行われた学習環境調査では、日本の中学生の学習意欲の低さが目立ちました。「勉強が楽しい。」と答えたのは、中学理科が59%(国際平均78%)でワースト3位に。数学も40%(同67%)でワースト6位という低迷ぶりでした。中学理科の「日常生活に役立つか。」との問いでは、日本が最下位で、国際平均より31ポイントも低い53%でした。小学生は「勉強が楽しい。」と回答したのが87%を占めたようですが。

 勉強が楽しくないのは、授業が楽しくないからです。これは学校の責任です。好きこそものの上手なれといいますが、楽しい授業を学校の先生は展開しないといけません。確かに今の学校は忙しいです。授業だけではなく、しなくてはいけないことが山ほどあります。魅力ある授業を作り上げるには時間が足りないかもしれません。しかし、それは言い訳です。別に忙しいのは学校だけではありません。どの職種も忙しいし、大変なのです。

 勉強が楽しくもないのに、学力をつけようなんて難しい話です。引き込まれる教材の開発、そして、できる喜びを体感させること。足りない時間の中でもうまく時間を生み出して、僕たちがそういう魅力的な授業を作り上げなくてはなりません。だって、僕たちの仕事はそういうものなのですから。

|

« 差し戻し | トップページ | 保健の勉強 »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 差し戻し | トップページ | 保健の勉強 »