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2009年3月30日 (月)

命の教育

 愛知県の中学1年生11人のこと。「先生を流産させる会」を結成し、妊娠していた30代の担任教諭の給食に異物を混ぜたり、いすのねじを緩めたりする悪質ないたずらをしていたようですが。これはいたずらなんていうかわいいものではありません。殺人未遂です。事件です。

 生徒らは席替えの決め方などに不満を持ち、教諭を困らせるために会を結成したようです。学校側も市教委側も『命の教育を徹底したい。』と言っていますが、『命の教育』って、どのようなことを指すのだろう。そもそも普通、目の前に妊婦がいたら気を配ります。電車では席を譲ります。荷物を持っていたら、代わりに持ちます。こんなことは教えられないとできないことではなく、普通のことです。なのに・・・。普通であって欲しいのに・・・。

 この子たちのいたずらのせいで、おなかの中の新たな命や母体に何らかの影響があったら、どうするつもりだったのだろう。ねじをゆるめていた椅子から落ちたら、異物を入れた給食を食べて吐いたら、どうするつもりだったのだろう。

 「命は1つしかない。」なんて、みんな知っていることです。しかし、テレビを見れば、平気で「死ね」という芸能人がいます。メールで平気で誹謗中傷を書き込む人がいます。コミュニケーション力や表現力のなさ、個の弱さなど、環境や個の資質といったさまざまなことが複合的に絡み合って、問題を拗らせているように思います。ただ、断片的に「命は1つしかありません。」では伝わらないのかもしれません。あらゆる角度から「人として生きていく上で必要な要素」を身につけさせていかないと。今の子どもたちが生きている環境は、生やさしいものではありません。大人が本気にならないと。でないと、悲しいけれど『命の重み』がわからないのかもしれません。

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