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2009年3月 8日 (日)

変なこだわり

 ここ最近、毎年最後の参観日に「感謝」をテーマにした授業をしています。その中で子どもの親に対するメッセージと1年間の写真をランダムに入れ込んだDVDを流します。結構、感動的です。その後、あのDVDは頂けないのですか?との問い合わせがたいていあります。僕はすみませんが諸事情があってと言って断っています。自分が親の立場でも確実に欲しいのに断ります。これにはさまざまな理由があります。

 最近はこのような形でDVDを作る方が多くなってきましたが、すべての先生がDVDを作るわけではないという点もあります。まあ配る方、配らない方、いろいろあってよいのかもしれませんがね。それに著作権や肖像権の問題もあります。小さなことなのかもしれませんが、どうも引っかかることがあります。1番引っかかるのは、こういう「写真」の扱い方です。

 デジカメが当たり前になりつつある現在、僕たちはクラスの子どもの様子をバンバン撮影します。しかも無許可で。まあ、事前に学級通信に写真を掲載することもあるのでご了承下さい程度の文面は載せますが。しかし、恐ろしいことに僕たちはそれらの写真を自由に扱うことができるのです。だからこそ、扱いには絶対に責任をもたないといけないのです。大して許可も取ってもいないのならなおさらです。

 僕たちが良かれと思ってやっていることかもしれませんが、もしかしたらその映像が公開されることで傷つく人がいるかもしれません。誰もしないとは思いますが、配布したDVDの映像が加工され、悪用されるかもしれません。DVDを渡すことで喜ばれる方はたくさんいらっしゃるでしょう。でもたった1人でもイヤに思う人がいるのに配布するのであれば、それは単なる教師の傲慢になってしまいます。映像や情報の扱いは慎重にならないといけないと思います。特に僕たちのようにさまざまな子どもの映像や情報に簡単に触れることができる職種の人たちは。

 という、ものすごく変なこだわりがあります。そんなにこだわる必要もないことなのかもしれません。DVDに焼き付けるなんてボタン1つでパソコンが勝手にやってくれます。たいていの方が喜ぶんだから、配っちゃえばいいのかもしれません。昨年は保護者の方が僕にDVDをくれたし。でも・・・。今年も3月31日にすべての映像と情報を消去します。それが映像や情報を扱う責任だと思うから。

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