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2009年3月13日 (金)

予行での仕事

 卒業式の予行がありました。今年は放送担当なので、別室にこもりっきりです。卒業証書授与が終わって、とりあえず一段落。別室から会場に降りると、校長祝辞、教育委員会告示、来賓祝辞、PTA会長あいさつのあいさつ4連発です。予行ではだれかがこの役をしないといけないので、僕はPTA会長役に。すると、教務の先生が僕のところに近寄ってきて、「20秒間、何かしゃべって。」という、難題を突きつけてきました。明らかに僕に何かパッとやってくれということでしょう。

 僕はたいてい予行の時の、このあいさつの中で、演台の前でわざと大げさに転びます。そこで、みんな緊張しているから間違えたり、失敗することもあります。笑ったりしてはいけません。何事もなかったかのようにしましょうといった趣旨の話をします。練習でしなくて、予行というそれなりに緊張感がある中でするから効き目があります。しかし、今年から演台の下の段がなくなりました。つまり段差がないため、つまずく要素がないのです。転けるとおかしいのです。しかし、思いっきり転けました。毎年転けているので、子どもたちは「あっ、またやった。」って思っているだろうし、先生方も知っています。しかし、この瞬間、会場全体の空気が止まるのです。いくら口で「何があっても動じたりしません。」と言ってもわかりません。実際に何かを起こしてみないと。

 僕はたいていその時に卒業生に対しては優しく語り、在校生に対しては厳しく態度のことを諭します。それは、これからの学校を支えていくのは在校生だからです。予行が終わったあと、クラスの子が「先生が転けて目が覚めた。」と言っていました。本音だと思います。1人1人の卒業証書授与に、来賓とかの長い話。じっと座っているだけの在校生にとってはかなり苦痛の時間です。でも、その苦痛を乗り越えないといけないのです。乗り越えさせるためには、それなりの演出も必要です。

 でも、転けた勢いでお気に入りのバインダーが割れてしまいました。あらら。まあ、バインダーは換えがききます。しかし、卒業式という人生の節目の換えはきかないですからね。だからこそ、最高の舞台を教職員が一丸となって作り上げたいですね。

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