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2009年3月12日 (木)

絵の具から色画用紙へ

 卒業式が近づいてきました。学校中を卒業式ムードにしていくために、卒業生向けの掲示を在校生が至るところに作っていきます。勤務校では毎年4年生が卒業生1人1人の顔の絵を描いていきます。しかし、この場合、うまい人とそうでない人の差がかなり出ることがあります。自画像なら自分の作品ということで済ませられますが、他人の顔ですからねぇ。しかも卒業掲示作品です。それに絵の具の準備後片づけが大変です。さらに、卒業生の数よりも4年生の数が少ないので、1人で2枚仕上げないといけない人が数名出てきます。困ったことです。

 そこで同学年の先生の案、色画用紙で作るという素敵な方法で進めていきました。この場合、色に差が出ないので、どの作品もそれなりのものができます。はさみとのりで作るので多少の間違いも修正がききます。それに個性が出やすくなります。さらに1つの作品をパーツごとに分けて作ることができるので、協力して作ることが可能になります。まあ、どうしても画用紙のムダが出てしまうという欠点もありますが、子どもたちも極力ムダのでないような使い方で作っていました。作った顔を大判用紙5枚に貼りました。立派な卒業掲示ができました。これがまた結構似ているのです。特徴をうまく捉えているのです。この色画用紙作戦はこれからも使えそうです。

 毎年、顔を絵の具で描いていたからって、それに倣ってしまうとこの感覚は味わえません。その時々で適したと思うわれるものに変えればいいのです。来年作られる方が、絵の具の方が味わいがあるとか、水彩画の技術向上を優先的にと思えば、また元に戻せばよいのです。大切なのは去年もこうだったからではなく、子どもたちの実情や子どもたちに身につけさせたいものを総合的に判断して、どの方法を選択するかを決定するということです。だから、なぜこの方法で取り組んだのかが説明できないといけないのです。

 1時間1時間を充実した時間にするためにも、学校の先生の心構えは大切だと思います。

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