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2009年3月24日 (火)

即興詩

 不定期で行っている『詩のボクシング』。ここ最近はオール即興詩です。こちらがいくつかのお題の書いた紙を用意していて袋の中に入れます。それをくじ引きのような感じで子どもが引きます。お題が分かって20秒後にフライパンのゴングがカ~ンとなります。事前に読む詩を用意している創作詩とは緊張感が全然違います。しかし、子どもたちは創作詩よりも即興詩を楽しんでいるのです。

 即興は見ている側もおもしろいです。即興がおもしろいのの1つは意外性があるところです。うまい人はやっぱりうまいのですが、あまりそうでない人が、うまい詩を言ったりすることが結構あります。これが即興の魔力です。

 僕たちが話している言葉は基本的に即興です。創作詩のような文章を書く作業は得意不得意が分かれます。文章を書くことが苦手な子は、それを読む際、書いたものに頼ってしまい、言葉で伝えるというより、書かれたことを読むことに一生懸命になります。だから視線はたいてい下を向きます。これでは伝わりません。しかし、即興では読むものがないので、自然と顔が正面を向きます。そして、飾り気のないありのままの言葉を言えるので、心に響くのです。

 即興は事前に話すことを用意しているわけではないので、本音が出ます。そこがおもしろいところではあるのですが、不適切な言葉が登場することもあります。これはある意味チャンスです。全体の場で『言葉』について考えるきっかけになるからです。

 即興に強い子どもを育てないといけないなってつくづく感じます。即興詩で発せられる『言葉』は学級づくりや授業の積み重ねの表れだと思うからです。普段から自分の発する『言葉』を意識させたいものです。

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