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2009年5月 1日 (金)

プリントの宿題

 プリントの宿題を試み始めました。僕はほとんどプリントの宿題を出したことはありません。プリントの宿題には抵抗があったのです。だから今までは自主学習ノートや日記といったノートの宿題しか出してはいませんでした。プリントの宿題を拒んだ最大の理由は出しっぱなしの宿題に陥りそうな気がするからです。とりあえず宿題として出すだけの感じに。まあ、この教員生活13年間、宿題そのものをあまり深く考えてもいませんでしたが。しかし、教える学年が3年生となると若干真剣に考える必要もあるのかなという気がしてきました。決められたことを決められたようにしてきた宿題から、いきなり自主的にでは難しい面もあります。段階を踏むためにも、ある程度の道筋は必要なのかなって。

 よく家庭学習は学年の数×10分といわれます。となると3年生なら30分です。あくまでも目安ですが。その30分をどうするか。同学年のステキな先生は毎日プリントの宿題を出しています。しかも手作りです。毎日僕にくれます。1年間分を貯めて1冊の本にすれば間違いなく売れそうな宿題です。そんな気合いの入った手作り宿題は僕にはできないので、できる範囲のものを考えました。それが「10もんしゅくだい」です。B5の紙に10問だけ問題があり、それをするのです。たぶんどの子も5分くらいですべてが終わります。宿題はそれで終わりというわけではなく、目安の30分と考えると残りの時間で自主学習や日記に取り組むという形です。朝、子どもたちが登校してきた順にプリントを持って来させて丸ツケをします。10問だから1人5秒で終わります。出しっぱなしには陥りません。

 プリントの宿題のメリットをふと授業をしながら気づきました。宿題で出すからには、その授業で宿題に出す内容が完璧に分かっていないといけません。宿題のプリントは事前に作っているのですから、その内容が最低限、その日に習得させる基準になります。それを感じたとき、これは面白いなって思いました。プリントの宿題が子どものためでもあるのですが、自分の授業構成のためにもなっているのです。だから、授業でうまくできないと、そのプリントは宿題として機能しなくなるので出せなくなります。

 まだ始めたばかりです。とりあえず毎日出すということにはしています。毎日作るとなるとそれなりに大変です。でも、視点を変えるとプリントの宿題も価値があるなぁと感じました。プリントの宿題はどうもといった個人的思いこみの狭い視野から、ほんの少しだけ抜け出した気がします。まあ、何事もやってみないといけませんね。やらないうちから拒絶してはいけません。やってみて良ければ継続し、やっぱりどうもって感じればやめればよいのです。

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コメント

私も、プリントの宿題はあまり出しませんねえ。というより、宿題そのものが少ないかも・・・。パパさんは、ちゃんとした先生です。多くの教師は、プリントの宿題を出すのに、そこまで考えて出してることはないでしょう。何か宿題を出さなくてはならないから、目の前にあるプリントを印刷して出す。その内容のことまで深く考えてはいないと思います。パパさんのように、しっかりと考えてプリントの宿題を出している人が私の周りにもいます。そのプリントは、自作プリントなんですが、とてもよく考えられており、子供たちもやる気になってやっています。子供にも、ちゃんとわかるんですねえ。見習わないと・・・。ところで、連絡したいことがありますので、メールをいただけませんか?

投稿: SYO | 2009年5月 5日 (火) 22時11分

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