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2009年6月18日 (木)

連帯責任

 部員が強盗容疑で逮捕された事件を受けた近畿大ボクシング部が廃部することにしたようです。1943年に創部され、世界チャンピオンや五輪メダリストを輩出してきた名門クラブです。OBや学生たちは廃部の知らせに言葉を失うほどショックを受け、事件に改めて怒りをあらわにしていたそうです。

 つまらない行動をとった、たった2人のために、伝統は汚され、これから夢を抱いていた人たちの希望をもかき消されることになりました。この2人の退部だけでよいのではという選択肢があったにもかかわらず、選んだのは廃部。重たい処分です。

 高校野球でよく部員の喫煙があったりしたら対外試合禁止とかの処分が下ることがあります。この場合にも喫煙には全く関係のない、真面目に目標に向かって練習をしている人にも影響が及びます。まあ、広い意味でチームプレーと考えれば、仕方ないといってしまえばそこまでですが。

 ただこういう連帯責任って、どうなのでしょう。そのチームや部に所属している者はそれなりの責任は感じないといけないのかもしれませんが、処分に納得するものですかね。迷惑を掛けた者への怒りが募るだけだと思いますが。募った怒りも誰にもぶつけることができません。それでも、まあチームの一員のやったことだからって納得するのって難しくないですか。

 同じ部員が起こした不祥事ということだけで、ずいぶん迷惑が被っています。それで連帯責任としてもう十分じゃないですかね。この事件には全く関係のないボクシング部の人は、これからどうすればいいのだろう。廃部を言い渡すのは簡単です。しかし、関係ないのに巻き込まれた人たちがこれからも普通にボクシングができる環境を作ってあげないと。クラブは廃部となっても、ボクシングへの志は消えないだろうし、廃部のせいで消してしまってもいけないし。

 逮捕された2人は、犯した過ちが尋常ないことだということをしっかりと肝に銘じないといけません。

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