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2009年6月19日 (金)

たまには副読本で

 久々に副読本を使って道徳の授業をしました。たまには使わないといけませんからね。今日の話はというと、友だちとキャッチボールをしていて、投げたボールが高く飛んでしまい、窓ガラスを割ってしまいます。しかし、そのまま逃げてしまったという話です。子どもたちに一応確認の意味で聞きました。「なぜ逃げたのでしょう。」と。子どもたちは、「怒られるのが怖いから。」といった趣旨のことを言いました。逃げた理由をつかめていて良かったです。ここでつかめていないと、次に進めませんから。

 そして、その後この子の行為の是非を問いました。全員が悪いと答えました。そりゃそうです。しかし、敢えて問いました。この子は悪いに決まっているけれど、逃げてしまう気持ちがわからないでもないと思う人って。すると、5人手を挙げました。その5人は、やはりバレてしまうのが怖いからとか、怒られたくないからといった本音を言ってくれました。しかし、他の大多数の子は絶対にいけないと言い張ります。だから尋ねました。でも、みんな、いけないことをしてしまっても、先生に「すみません。」って言いに来ないよ。どうして?と。 しばしの沈黙。すると何人かの子が、やっぱりこの子の気持ちがわかります・・・って。あらら。

 困ったときや都合の悪いときは、たいてい自分の保身を考えるものです。大人でもそうです。言い訳をしたり、場合によっては嘘をついたり。でも、それ自体が間違いだということを知らないといけません。めちゃくちゃ怒られるかもしれません。しかし、そこから逃げてはいけないのです。という話を授業の最後にしましたが、道徳という時間に限らず、日々するようにしています。もちろん話をしたからといって、効果がすぐに現れるというわけではありません。だけど、さまざまな角度から、人としての在り方を伝えていくのが大人の役目です。日々の積み重ねが人を変えていきます。1日1ミリの積み重ねでも、1年で36センチにもなりますからね。

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