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2009年6月25日 (木)

古墳時代の豪族みたい

 福井県で、県が所有する多目的公園内に、元県議が無断で自分の銅像を建てようとしていたことが分かりました。基礎工事のために芝生を勝手にはがしてしまいました。自分の功績を残したかったそうですが、変わった方です。古墳を作る豪族のようです。

 そういえば新採の頃の話です。夏場、近くの川で遊泳ができるように、遊泳区域に杭を打ち込んでいく仕事がありました。硬い川底に重たい杭を何十本も打っていきます。ものすごくくたびれる作業です。全部打ち終わってその場でへばっていると、いかにも私は偉い人ですよといったオーラを醸し出している人がやってきました。その人はニコニコしながら「ご苦労様で~す。」と僕たちに愛想笑いをします。そして、その人はハンマーを持って、杭を打つまねごとをします。変な人だなぁと思っていたら、その姿を何枚か写真に撮っていました。写真撮影が終わると、あっさり帰っていきました。

 ビックリしたのが次の日です。新聞にその人がハンマーを持って杭を打っているかのような写真がデカデカと載っているのです。1本たりとも杭を打っていない人なのに。この事実を知らない多くの方は、「この人はみんなのために汗水流して働いてくれているのだ。」って思うに違いありません。恐るべき編集の力です。

 銅像を建てようと思った人も、写真の人も本当に偉い方なのでしょう。それなりに地域のために尽くした方なのでしょう。それなりに立派な方なのでしょう。その立派さをわざわざ見せつけなくてもよいのに。本当にみんなのために一生懸命にがんばっている人はわざわざ功績を残さなくても、みんなにそのがんばりが伝わっています。まあ、がんばりなんて自分からわざわざ伝えるものではなくて、相手が感じるものですがね。何だか今の政治家の方々もこの自分からわざわざ伝えようとする傾向が見られるような気がしますが。

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