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2009年10月22日 (木)

公衆道徳を学ぶ

 社会見学でした。魚肉ソーセージを作っている工場見学です。電車で行きました。この御時世、全員マスク着用での乗車です。子どもたちの中には電車に乗ったことがない子もいます。車社会ですからねぇ。そういう子にとっては、ステキな経験ができます。さらに、みんなと一緒です。こんな経験滅多にできません。しかし、電車で行く最大の経験は、何といっても直に公衆道徳を学べることです。

 事前に公衆道徳について道徳の授業の中で考えることにしました。副読本に珍しくヒットするお話がありました。それは電車に乗って椅子に座っていると、大きな荷物を抱えたおじいさんが乗ってきて、その子の前に立ちました。その子は譲ろうかどうか迷ったんだけれども、結局行動には移せず。すると近くの人が譲ってしまったという話。そこで子どもたちに聞きました。この子は譲るべきだったのかって。

 すると、全員が譲るべきだったに手を挙げました。多分、日本全国のたいていの子どもが譲るべきに手を挙げるのでしょう。まあ、そういう知識は持っていますからねぇ。で、今日どうだったのかというと、まあ、ほぼ譲らないわけです。譲るべきに手を挙げたのに。しかし、中には譲る子もいるのです。大したものです。

 別に必ず譲らなければいけないというわけではありません。ただ、他のお客さんが乗ってきたときに、譲った方がいいのかなぁって、『心』が動くことが大切なのだと思います。お年寄りには席を譲ろうなんてきれいごとは誰だって言えます。しかし、知っているだけの知識なんて何の役にも立ちません。そういうことを改めて考えるためにも、机上の空論ではなく、直の経験は価値があります。

 帰りの電車では、結構、『心』が動いているなぁって感じられる子が増えてきました。そして、それが実際に行動に移せた子の顔は何とも言えないステキな表情でした。

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