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2009年12月 1日 (火)

前途有望

 新採2年目の先生が授業を見せて下さいと。現在、彼女のクラスは学級閉鎖中ということもあって、授業を学ぶにはある意味絶好の機会です。指導案も何もないけどいいって聞くと良いというので、普通に授業を。せっかく学ぼうとしているのに。申し訳ないです。

 社会科のキャベツ農家についてです。パワーポイントで進めていきます。パワーポイントは便利です。これ自体が指導案のような形になるからです。視覚的に訴えられるものがあるので、子どももわかりやすいです。大して凝ったものを作るわけでもないので15分くらいで1時間の授業分ができます。

 で、今日の本題は機械の是非です。農家の方が頭を抱える問題の1つに機械があります。仕事を楽にできる良い面がある反面、経費がかかります。というわけで、この問題を解決する方法を農家の人たちが考えましたという架空の設定で進めました。最近僕の中で流行りの3拓に。A.機械で大量にキャベツを作って、機械の分のお金も稼ぐ作戦。B.機械を使わずにみんなで手作業で進める作戦。C.キャベツをもう作らない作戦。の3つです。最初に、この作戦はまずいのではないかというものをチョイスさせました。ほぼ全員がCを選びました。3拓にしたのは、これを選ばせるためです。つまり、まず話し合う前段階として、キャベツ作りは必要であるということを全員で確認しました。その上で機械の是非を話し合いました。

 別にどちらが正しいというわけでもありませんし、実際には機械を使っているわけです。この授業のねらいは、話し合いを通して、農家の方が機械を使うことの良さと困ることが分かればよいのです。しかし、予想以上にBの手作業派が多かったです。中には金銭の問題よりも機械を使わずに愛情を込めてという意見を言う子も。子どもだからの発想です。しかし、思わず「いいこと言うねぇ。」ってコメントしてしまいました。

 それにしても見に来た先生は偉いです。学ぼうという意欲に満ちています。次の時間は隣の教室の授業を見ていました。彼女は立派な先生になるような気がします。

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