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2010年2月24日 (水)

互見授業

 教務の先生の公開授業がありました。勤務校の教務の先生は、授業が大好きです。朝、「今日、僕は先生の授業を見るのだけを楽しみに学校に来ました」というと、「まあ、自分が楽しむためだけにするんだけどな」っておっしゃっていました。授業を考えるのって楽しいのです。3年生のあるクラスを借りての俳句の授業でした。間の取り方、発問のタイミング、子どもの持ち上げ方などなど、学ぶことが多かったです。附属の公開授業を見るよりもはるかにためになります。

 市では、互見授業を進めています。互いに授業を見合うということです。目的は授業力の向上です。ステキなことです。しかし、これには大きなハードルが2つあります。1つは、授業を見せること。研究授業を進んでやろうという方もいらっしゃいますが、そうでない方もいます。そういう方は、授業を見せることに抵抗を感じているようです。まあ、人に見られちゃ困る授業をすること自体問題ではありますが。もう1つは、授業を見にいくこと。クラスを自習にしなくてはいけません。授業時数削減の御時世、これはきついことです。

 でも、自由気ままに授業を公開したり、授業を見せてもらったりができるシステムって大切だと思います。すると、他のクラスの様子も知ることができます。「学校の子どもは、教員全員で見ていきましょう」という綺麗事が罷り通っていますが、実際には自分のクラスで精一杯で、他のクラスや学年の様子まで目が行き届いていないところも現実にはあります。だから、たとえば、校長先生や、教頭先生、それに空き時間の先生(めったに空くことはないですが)が、学校中を自由に回っていいことにすればよいのです。どこの教室にも勝手に入って、授業の様子を見てもよいようにすれば、時間の制約がなくなります。困っている教室の手伝いをすることもできます。授業する側も子どもも、ちょっぴり緊張感が出ます。授業に緊張感は必要です。

 現状を変えないと良くはなりません。現状維持は退化しているのと同じです。

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