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2010年2月10日 (水)

吐き気

 公開授業をしました。『情報モラル』を考える授業です。今回のテーマは「個人情報」についてです。メールごっこを活用しながら体験的に個人情報の大切さを学んでいきます。メールごっこの場合、不特定多数の人にメールを送ることができるというメリットがありますが、会話が成立しにくいデメリットもあります。個人情報を聞き出しやすい(?)環境にしたかったので、メールごっこ形式にパスワードチャットのパターンを加えました。こうすることで、誰かは分からないんだけど、特定の相手としかメールが受送信できないシステムになります。子どもたちには「絶対にパスワードを教えてはいけない」ということを再三念を押しながらスタートしました。

 特定の相手にしかメールを送れないと、相手のメールを待つようになります。そして自然と相手のメールの内容を読んで返信するようになってきました。その状況になったところで、僕が意図的に個人情報を聞き出すメールを配信しました。まずは①「まどがわのグループ?」と全員に送信。何人かがこのメールに返信してきました。これはちょっと危険です。この返信は、現在の所在地を教えてしまうことにもなりかねません。もう少し大きい規模で考えれば、ある程度の住所を見知らぬ相手に伝えてしまうことにもます。次に②「名前おしえて」。この辺から「んっ?」という雰囲気が教室に流れてきました。そして最後に③「電話番号教えて」と。これにはさすがに、これはまずいぞという雰囲気が流れました。

 メールごっこが終わったあと、感想を聞きました。「顔が見えない人に名前や住所を聞かれるのは怖い。」というモノが多かったです。その後、個人情報を聞き出そうとする悪質なサイトやプロフの話をしました。子どもたちは真剣に聞いていました。

 口で個人情報を流失しちゃいけないって言ったところで、大した効果はありません。体験の中で学ばせたいし、それができるのが学校という場なのだと思います。だからこそ、そこで働く僕たちは効果的な指導法を考える責務があるんだと思います。

 それにしても、授業を公開するというのはそれなりに緊張するモノです。朝から吐き気がしていました。でも、変なのですが、楽しい(?)吐き気なのです。さあ、次は何をしようかな。

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