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2010年3月12日 (金)

心のノート

 『心のノート』の存在が気になっていました。心のノートは2学年に跨って使います。偶数学年は次に引き継がなくてもよいのですが、奇数学年は引き継ぐ必要があります。だから、ある程度は触れておかないと、次の学年で困る場合も出てくるかも(?)しれません。ということで、触れることに。おもしろそうなページや適当に開けたページを読んで、思ったことや気づいたことを、簡単に書くように指示しました。

 『心のノート』は、多分良いことがたくさん書かれているのだと思います。多分ですが。何となく読むには適した読みものです。ただ、授業で活用するには猛烈に使い勝手が悪いです。教師用の活用事例集もあるのですが、無理があるように思えます。何となく読むには適した読みものなので、何となく読む以上の活用を求めると、押しつけになります。

 文科省の『心のノート』についてのページにおもしろいことが書かれています。
 「心のノート」は,児童生徒が身につける道徳の内容をわかりやすく表し,道徳的価値について自ら考えるきっかけとなるものです。また,道徳の時間をはじめ,学校の教育活動の様々な場面で使用するとともに,児童生徒が自らページを開いて書き込んだり,家庭で話題にしたりするなど,生活の様々な場面において活用することができるものです。

 児童生徒が自らページを開くようならば、心のノートは必要ないような気がします。文科省は性善説的な考え方なのでしょうね。幸せですね。でも、正しい価値観はある程度大人が教えないといけません。正しい価値観が分からない子どもがたくさんいるような気がしますから。その子たちには『心のノート』の綺麗事の文言が響くようには思いません。彼らには親や先生の魂のこもった言葉の方が遥かに心に響くと思います。

 『心のノート』になかなか慣れません。 

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