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2010年4月16日 (金)

消費者教育

 参観日でした。家庭科の消費者教育を行いました。テーマは『雑巾は作るか、買うか』。この授業の最大のポイントは、条件をどうするかです。条件を無提示のまま話し合いを進めると、「家にミシンがないから」とか「お小遣いもらっていないから」といったテーマの主旨から逸脱した意見が続出します。

 そこで条件を
①明日雑巾を絶対に持っていかないといけないのだが、家には余った雑巾がない。
②家にはミシンやタオルなど雑巾を作る道具は揃ってある。
③財布の中には雑巾を買うだけのお金がある。
といった条件を提示しました。

 だいたいこの授業をすると買う派と作る派が半々か買う派が多いかになることが多かったのですが、今回は圧倒的に作る派が多かったです。どうも昨年の5年生の時に授業の中で雑巾づくりをしたそうです。あらら。そんなこと知らずに授業を進めてしまいました。

 作る側の主張は「お金がもったいない」です。ここに終始してしまったのが、僕が提示した雑巾のせいです。勤務校の近くにあるディスカウントショップで実際に売られている雑巾を提示しました。5枚入りで150円です。僕は買う派が多いと思ったので、ここで「雑巾って1枚で売ってなくて、たいてい5枚入りとか10枚入りで売られています。だからたとえ1枚30円としても、5枚セットで買わないといけないのよね~。」というのをアピールしてしまいました。しくじりました。1枚30円を強調すれば良かったです。

 買う側の主張は「面倒」です。これは消費者教育のポイントです。雑巾を作るのは面倒です。手間がかかるのです。その手間を考えれば、買った方がお得とも考えられます。

 もちろん、これに答えがあるわけではありません。でも、買うべきか作るべきか考えること自体が「かしこい消費者」になるための第1歩になります。今は、お金があればある程度のモノは買えてしまいます。もちろん買えないモノもたくさんありますが。しかし、本当に買った方が良いのか、作った方が良いのか、再利用できないのか、まだ使えるのではないかなどなど、考えること。正しい判断力を培っていく授業、構築していかねばなりません。授業をするたびに、また反省です。

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