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2010年5月28日 (金)

修学旅行

 昨日、今日と修学旅行でした。暑くもなく寒くもなくの絶好の天気でした。天気だけで修学旅行の80%は成功したと感じます。この辺りは運動会と似ています。

 今回のメイン学習は班別学習です。自分たちで計画をし、さまざまなところに行って学習をした後、集合先に行きます。移動手段は歩くか、公共交通です。初めての場所です。地図上では理解していても、実際に目で見る感覚とは全然違います。当然迷子になる班もでてきます。迷子になった場合、どうするのかなぁって、端から見ていました。すると、迷子になったたいていの班が近くにいる全然知らない人に聞くのです。「○○って、どこにあるのですか?」大したものです。事前に、道に迷ったり、困ったことがあれば人に聞きなさいとは指導しましたが、実際に人に聞くのは勇気がいることです。でも、それができたこと自体立派なことです。

 どうも僕たち大人は子どもにとって良かれと勝手に思うのか、 自分たちが楽だと思うのか分かりませんが、本来できる子どもの力を奪ってしまうことがあります。ある程度の枠やルールが決まって入れさえすれば、子どもたちはその範囲で自分なりに考えて行動します。にもかかわらず、大人が進むべき一定のレールを敷いてしまい、その上でしか子どもを歩かせないといったことはよくあることです。こうすれば安全です。しかし、子どもたち自身で考えることが極端に少なくなります。それが果たしていいのでしょうか。

 班別学習で迷子になり、予定より大幅に遅れてしまった班がありました。その班は予定していた見学先を2つカットして、最終目的地に来ました。見学すべきところを2つカットしたのですが、僕は大いに褒めました。臨機応変にできたからです。この班が、計画通り、あと2つを回っていたら、間違いなく集合時刻に間に合っていなかったでしょう。となると、他の班にも迷惑がかかります。

 こういうことは実際に経験してみないと分かりません。その経験も大人が敷いたレールではなく、自分たちで敷いたレールだから価値があります。もちろん、子どもたちの様子をしっかりと見守るという重要な任務が大人にはありますが。そういう意味でも、大人の在り方を改めて考えた修学旅行でした。

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