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2010年5月25日 (火)

火曜日の研修

 勤務校には毎週火曜日に特別の先生がやってきます。まあ、一般の先生なのですが、拠点校があって、いくつかの学校に「研修」のためにやってきます。この「研修」というのは、直接子どもの力をつけるためではなく、『先生』の力をつけるためにです。こういう制度はすべての学校で行われているわけではなく、ある意味選ばれた(?)学校だけの制度です。なぜ勤務校は選ばれたのかは何となく想像はつくのですが・・・。で、教科は算数で、3~6年生が対象です。というわけで毎週火曜日はその先生への公開授業になるわけです。もちろん、その先生に授業をしていただくという選択肢もあるのですが(どちらかは担任が決めることができます)、たいていの先生は自分がT1になることを選んでいるようです。

 学年が2クラスなので、隔週ごとに見せる授業を担当します。今週は僕の番です。単元のあとにたまにあるちょっとした応用問題のようなところをしました。いくつか条件があって、それを順序よく整理していく問題です。例えばAさんはミカンを食べていません。Bさんはリンゴを食べていません・・・といういくつかの条件を整理していくのです。で、誰がどれなのかを見つけていくのです。こういう問題は勘の働く子はできるけれども、意味の分からない子は全くわからないままであろうと推測されます。

 教科書には2問しか問題がありません。いちいちくどくどと説明を加えながら2問をこなすよりかは、できる限りたくさんの量の問題をこなしながら、パターンを身につけ、最終的には自力で解けるような流れの方がよいと考えました。そこでパワーポイントで簡単な教材を作り、テンポよく進めていくことにしました。最初は簡単な問題から徐々に難しくしていきます。パターンが身についていくと、何となくやり方が分かっていきます。しかも、こういう問題は分かると気持ちがよくなるのです。条件を整理しながら「分かったぁ」という歓声がさまざまなところで上がりました。5分で1問のペースで進めていくことができました。

 別に他の人が見るからといって、授業のスタイルを変えたりすることはないですが、多少は意識します。この意識は非常に大切なことだと思います。意識すると、授業を工夫する方法をそれなりに考えます。僕も含めて、学校の先生って惰性に流されやすいところがあるので、この制度はそういう意味では効果的です。まあ、来られる先生はかなり大変だとは思いますが。

 というわけで毎週火曜日は放課後にミニ研修会が開かれます。毎週を1年間続けたら、それなりの成果が出るような気もします。

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