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2011年1月28日 (金)

基本的人権を考える

 参観日でした。人権教育がテーマだったので、何をすべきか悩んだのですが、結局、道徳を選択せずに社会科を選択することに。まあ、人権といっても幅が広いですからね。場合によっては算数も人権教育になりえますからね。

 日本国憲法の基本的人権のところをしました。基本的人権の尊重で記載されている国民の権利についてです。空想の物語で始まります。ある王様が日本のリーダーになります。王様は絶対的な権力があります。その王様が言います。権利を減らすと。これらの類をパワーポイントでパッパッと進めていきます。テンポを挙げるためのパワーポイントは実に便利です。そして、1つ権利を減らすならどれを減らすかと。

 多くの子が参政権を減らすと言いました。まあ、12歳の子にはリアリティの薄いところがありますからね。さらに王様がもう1つ減らすということにすると、今度は多くの子が言論や集会の自由を選択しました。ちょっと意外でした。そして、王様は権利は1つだけでいいと言いだしたということにしました。1つだけ権利を残すならというと、たいていの子が生存権を選択しました。本当はもう少し意見がばらけると思ったのですが、何となく一方向に流れてしまいました。まずいパターンです。

 そこで、王様はわがままでみんながたくさん選んだ生存権はダメと言いだしたということにしました。空想の話なので、王様は自由気ままに活躍できます。こうなると、いろいろな意見が出ます。学問や思想の自由を残すという子がいれば、教育を受ける権利、裁判をする権利、移転・居住・職業選択の自由を選ぶ子もいました。どれを選んだとしても、『生きていく上では欠かせない』という観点で選択した理由が言えたので立派でした。当たり前に存在している権利も、なくなるとなると切実な問題になります。

 最後に日本国憲法で権利を保障されてはいるけれど、みんなはきちんとその権利を守れているかという話をしました。例えば、個人の尊重について。この個人は、自分だけではなく、周りにいる他の人すべても個人であること。自分だけが尊重されて、他の人は尊重されないというのはおかしいことであるということを。

 時間オーバーの授業でした。反省です。

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