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2011年1月13日 (木)

雑巾を作るということ

 ここ最近、高学年を持ったときは学期はじめの家庭科の時間は雑巾づくりを行っています。その学期の掃除の時に使う雑巾を自分で作るのです。2学期にも作ったので、慣れたものです。1時間でたいていの子が2つの雑巾を仕上げていました。

 家庭科で衣領域の物づくりをする際、たいてい教材屋さんで購入したものを使用します。教材屋さんのものはマニュアルができているので、その通りに作れば、それなりのものができます。しかも針を使ったり、ミシンを操作したりする経験ができるという面、それに作り方の基礎を学ぶという面でマニュアル通りでも十分に価値があると思います。そして、そのマニュアルを生かした次のステップとしての雑巾づくりはさらに価値があると考えています。

 教材屋さんで用意された画一の布ではなく、それぞれが家から持ってきた古タオルなので、大きさも素材もバラバラです。だから、それぞれに応じた工夫が必要になります。それに、まあ雑巾なので、どうせ汚れるものと考えれば、多少の失敗を恐れずに大胆な縫い方ができます。さらに単純な構造なので、手が入れられる雑巾や内側をひっくり返すことができる雑巾といったオリジナル雑巾が作りやすいです。つまり、敷かれたレール通りに進むのではなく、自分でレールを造って、そのレールを自分で歩んでいくというシステムができます。雑巾づくりは奥が深いです。

 マニュアルを教えることは大事です。でも、そのマニュアルを生かした次のステップも生きていく上では大事なように思います。ご飯を作るときだって、毎回、レシピを見ながら作るわけではありませんしね。知識を蓄える、そしてそれらを活用する、この2つを上手く調和させないといけないんでしょうね。知識ばっかりでも、それが使えなきゃダメだし、知識がないのに自分で考えなさいといったところで何もできないし。まあ、こういうことって家庭科に限らず、ですが。

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