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2011年3月19日 (土)

サプライズ

 そういえば、卒業式でちょっとしたサプライズをしました。『3つの拍手』というものをしました。これは卒業生から在校生、先生方、おうちの方々に拍手を送るという単純なものなのですが、これを式の中でするということを知っているのは僕と同学年の先生と卒業生だけです。他の誰もがこのことを知りません。

 式の1週前の予行の終了後、6年生だけを体育館に残して、サプライズをする趣旨を説明しました。そして、3つの拍手の練習を少ししました。問題はどのタイミングでこれを行うかです。式の流れを壊してはいけないので、やれそうなところはただ1つ。最後の閉式の辞の後でした。教頭先生の閉式の辞が終了後、教務の先生の「一同礼」「着席」で、みんなは座るけれど、卒業生だけ座らずいます。そこでスタートという形にしました。

 サプライズです。誰かに知られては困ります。だから練習するときと場所がありません。卒業式の練習後、何気なく6年生を体育館に残すということを試みたのですが、教務の先生がすごく熱心な方で、ずっと体育館にいて、イスの位置などチェックされています。だからできず。結局、当日の式の前に音楽室に集めて練習をすることに。

 そして本番。さすがです。バシッと決めてくれました。思わず微笑んでしまいました。そもそもサプライズをする理由は2つあります。1つは最後に秘密を共有するドキドキ感を味わうことです。これはいけない秘密とかではなく心地良い秘密なのでステキなドキドキ感です。そしてもう1つは、感謝の気持ちを伝えるという方法の1つに、予想外のことを仕組むという方法があるということを知るためです。当たり前に流れるところに、ちょっとしたものが加わるだけで感動が増幅します。誰かのために何かをしようと思ったら、ちょっとしたサプライズを仕組むこと。そうすると能動的になるのです。まあ、今回は僕たちがこういう方法があるということを体感させるために取り組んだものなので、若干受け身ではありましたが。でも、これが今後の彼らに生きればよいかなって思います。

 ただ、これをすると教務の先生には多大なるご迷惑をかけます。教務の先生が「ビックリしたよ」って、声を大にしておっしゃっていました。ごめんなさい。

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コメント

サプライズをしようとなったときに、サプライズができる子どもは立派なのだと思います。そこそこ素地がないと、いざというときにバシッと揃いませんから。
とーるさんは明らかにサプライズが好きそうですよね。人の喜びを自分の喜びって感じられる方だから。

投稿: パパ | 2011年3月21日 (月) 17時29分

昨年の卒業式でサプライズを仕込みました。
やはり式の荘厳な雰囲気を壊してはいけないといことでタイミングを考えると謝辞のあとしかありませんでした。事前にうちの子を通じて卒業生とその親御さんに手順書のようなプリントを配布して段取りを把握してもらうことにしましたが、なんせ練習をすることができずぶっつけ本番です。卒業式当日も学校へ早く行き、担任の先生方が職員室にいる隙に教室で大まかな打ち合わせなどをして式に臨みましたが、一発勝負のサプライズに一糸乱れぬ動きで見事にやってのけ感動しました。子どもたちの、卒業生の巣立っていく力強さを感じましたね。

投稿: とーる | 2011年3月21日 (月) 13時59分

決まりきったレールに乗ったとしても、一生懸命なら相手には伝わります。ただ、サプライズといった演出のようなやり方もあるよというのがわかれば良いです。でも、会を壊さないことが大前提ですけどね。今度、別の機会で「自分」がアイデアを出してやってみればよいです。あなたならできるでしょう。それと、リアルな名前はネットワーク上では良くないので、勝手に変えました。

投稿: パパ | 2011年3月20日 (日) 07時17分

私は、最初サプライズをすると聞いて、とってもびっくりしました。
卒業式でサプライズをするなんて聞いたことがありません!!
本番は、サプライズが成功するか不安だったけれど、ちゃんと成功して、母も涙ぐんでいたので、みんなにありがとうの気持ちが伝わったんだなぁと思いました。

投稿: hiro | 2011年3月19日 (土) 19時26分

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