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2011年3月 4日 (金)

最後の参観日

 今年度最後の参観日でした。だいたい最後の参観日は『感謝』をテーマに授業をします。30分授業をして、残りの15分は感謝DVDを流すような感じです。前半の30分は『1枚の写真』と題して、児童労働の写真やストリートチルドレンの写真、少年兵の写真を見せて、最後に受精卵の写真を見せます。で、同じように受精卵から誕生したのに、片や今日を生きるにも必死な子どもがいるのに、片やみんなのような毎日何不自由なく暮らせている子どもがいるといった話を進めていきます。今まではそういうパターンの授業でした。まあ、授業というか、一方的な情報提供といった感じです。で、今回は『授業』を目指して取り組みました。

 ストリートチルドレン1本に絞りました。ストリートチルドレンの現状を伝えた後、この現状は仕方ないのか、それともどうにかできるのかを問いました。仕方がないという表現がまずかったのでしょう。全員がどうにかできるの方に手を挙げました。まあ仕方がないで済ませてはいけませんからね。この段階で討論をあきらめました。では、どうにかどうするかを聞いていきました。みんなが募金をすればよい、1人ひとりが協力して施設を作ればよいなど子どもらなりに意見を言っていきます。そこで意地悪く聞いていきます。「誰が募金するの?」「誰が施設を作るの?」って。そして、みんなというのは自分も含まれているというのを確認していきました。

 最後にリオの伝説のスピーチを活用させていただきました。あるストリートチルドレンの話ですと。
 ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。
 
家のない子が分かち合うことを考えているということ。では、普通に食べることができ、寝る場所があり、勉強ができる私たちはどうなのか。こんなに幸せに暮らしているのに、文句ばっかり言っています。当たり前に当たり前のことができているという感謝を忘れているのかもしれません。

 まあ改善すべき点の多い授業でした。ただ、今までのような一方的に情報を伝えるだけの授業に比べたら、ほんのちょっぴりだけ、『授業』っぽかったです。でも、やっぱり、だめだなぁ。根本的に発問がよくないです。

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