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2011年6月 8日 (水)

聞く力をつける策

 「話す力・聞く力」を授業の中でつけなくてはなりません。話す力をつけるには話す場を設定する必要があります。まあ、その場さえあれば、多少強引でも話す機会は持てます。これらを繰り返していくことで、話す質や話し方なども指導していけます。問題は聞く力です。聞くというのは話すことと違って、あからさまに見えるモノではありません。だからきちんと聞いているのか聞いていないのかはパッと見ただけでは分かりません(もちろん、見ただけで明らかに聞いていないことが分かる場合もありますが)。そこでいろいろと策を講じるわけです。とはいえ、なかなか腑に落ちる策が思い浮かばないモノです。

 よく僕は授業の中で3人に音読をさせて、誰の音読が一番心にグッときたかというものを問います。そしてコメントを言わせます。きちんと聞いていないと3人の比較も良さも分からず、コメントもありきたりのモノになります。聞いているとクリーンヒットなコメントが言えます。ただ、コメントなので聞く力以上に語彙力を必要としますが。そして、そのコメントに対しても評価します。コメントを聞いていて、なかなか良いなと思う人の名前をノートにメモさせます。そしてアトランダムに誰のコメントがよかったかを聞きます。コメントもきちんと聞いている人は、誰のコメントが上手だったかがすぐに言えます。もちろん僕も評価します。○○君7点、○○君8点・・・と怒濤の如く言っていきます。このパターンを週に2.3回行います。このパターンは聞かざるを得ない場を作ったモノです。ただ、時間がかかるのです。かなりテンポ良くやっても10分かかります。全員のコメントを求めるからだと思いますが、改善の余地はかなりありそうです。

 最近お気に入りのシンプルなパターンも音読を使ってです。暗唱をさせます。しかし、途中で間違えたり、5秒以上間が開いたりしたら、全員が立って、全員でその続きを読みます。これはかなり相手の読み方を聞きます。たいてい途中で間が開いて、続きを全員が読むのですが、中には全部暗唱できてしまう子もいます。するとしっかり聞いているので、自然と拍手が起こります。この瞬間は、かなりいい感じです。ただ、きちんと聞けているかの個々の確認は難しいです。

 聞く力をつける策、もっと構築しなくてはなりませんね。

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