« 点天 | トップページ | 久々に走る »

2011年9月12日 (月)

鍛える

 教育実習生に授業を見せることに。で、教科は『理科』。なぜ故、理科なのかというと、僕は理科主任だからです。理科の見せる授業って、16年になる教員生活の中で、ほとんどしたことがありません。一度だけ、参観日でしたことがあります。それも1日参観日で、その1日の1つに理科の授業が組まれていたというだけ。しかもそのときの参観者は保護者1名でした。今回の授業は教育実習生だけではなく、なぜか校長・教頭先生のトップ2も参観に。まあ、僕に限らず、すべての実習生への公開授業には参観されるようですが。

 『昆虫』の学習です。パワーポイントで昆虫を示し、胸の部分を確認していきます。胸が分かれば、頭と腹は分かりますからね。最初にチョウを、そしてバッタ、トンボと示していきます。このあたりは明らかに3つの部分が違います。そして4つ目にクワガタを示します。クワガタは一見しただけでは胸と腹の境が難しいのです。というのは、定石通り胸から足が6本と考えると、胸がかなり長くなり、腹の部分がかなり小さいのです。アンバランスを感じるのです。だから、こんなに胸が長くてよいのかと揺さぶります。この揺さぶりを通して、昆虫は胸から足が6本出ていることを確認しました。

 その後、クモとダンゴムシを示して、昆虫との違いを表現させます。『クモは昆虫ではありません。なぜなら~』『ダンゴムシは昆虫ではありません。なぜなら~』の形式でどんどん答えさせていきました。そうこうしていると1時間が終わってしまいました。

 こういうちょっとした刺激は必要です。運動会の練習などここ最近は子どもも先生も忙しい日々が続きますが、学校生活の核は授業です。学校行事でも子どもは鍛えられますが、授業ではもっと鍛えられるし、鍛えるのが先生の仕事です。というか、こういう刺激は自分自身が一番鍛えられますがね。 

|

« 点天 | トップページ | 久々に走る »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

SHOさんなら、さらに工夫を加えた授業をするんだろうな。でも、授業を考えながら揺さぶれるところや、ん?って疑問に思ってしまうところを見つけるのって楽しいですね。

投稿: パパ | 2011年9月17日 (土) 21時46分

いい授業してるねえ。その授業の流れ、私は大好きです。揺さぶりがなんといってもいい。この子ども達は、きっと、この授業を忘れないと思います。

投稿: SHO | 2011年9月16日 (金) 22時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 点天 | トップページ | 久々に走る »