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2011年10月 5日 (水)

全員に力を

 国語の時間に毎回音読をしています。週ごとに内容が変わります。音読の内容は僕が勝手に決めます。だいたい道徳っぽいものが多いです。今週は東井義雄さんの『心のスイッチ』です。月曜日にプリントを配布して、毎日読んでいきます。家でも読みます。だから金曜日の頃にはずいぶんと上達しています。

 授業の中で読む際に、3人に代表で読んでもらうことがあります。しかし、ここでの主の学習は3人がいかに上手に読むかではなく、3人以外の人がいかに聞けているかです。そのために3人の中で一番心にグッときた読み方をしたのは誰かを問います。そして、なぜなのかの理由を聞きます。読んだ3人以外の全員に聞きます。聞いていないと適切なコメントは言えません。ただ、僕は全員がコメントを言わなくてはならないということは一言も言っていません。しかし、全員がコメントを言わざるを得ない雰囲気は作っています。

 僕は全員のコメントに点をつけます。そこで「先生が9点以上つけるであろうコメントを言う人の名前をメモしましょう」と言います。これはコメントを全員分しっかりと聞かせるためです。9点以上としたのは、9点以上の人は2.3人しかいないからです。以前は良いコメントの人をメモしましょうにしていたのですが、こうすると10人以上名前をメモする人がいたので。そして「先生が今から点を言います。メモした人の名前が高得点だったら聞けている証拠です」と。そして、全員の点を言っていきます。

 全員にコメントを言わせたいけれども、全員がコメントを言うと時間がかかります。となると集中して聞けなくなります。全員にコメント力も聞く力もつけさせるのは学校の先生の仕事です。まあ、もっと合理的な方法もあるのでしょうが。模索中です。

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