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2012年1月 4日 (水)

ランナー

 今年の走り初めで11.1kmを。走っていると中学生か高校生かの野球部の集団に出くわします。冬休みなのにご苦労なことです。20分後、その集団と再び遭遇。この子たちもこのサングラスをかけて走っているおっさんに同じようにご苦労なことだと思ったことでしょう。何せ、猛烈な風です。しかも雪がビュンビュン舞っています。今走っている11.1kmコースは東西南北さまざまな方向を走るのですが、常に向かい風です。全く追ってくれません。なぜ故、こんなに風当たりが強いのだろう。前に進めません。でも、得体の知れないものと戦っているようでおもしろいです。

Photo  午後から年末に買った本を読みました。あさのあつこさんの『ランナー』を。あさのあつこさんの作品はおもしろいし、『ランナー』というタイトルだけで買ってしまった本。もちろん、走ることが1つのテーマではあるのですが、主人公の碧李の背負うものがあまりにも重すぎます。レースで再び負けることを恐れて、複雑な家庭事情を言い訳に陸上部をやめるのですが、単なる言い訳ではすませられない酷な家庭事情。逃げているというよりも向かっていっている感さえします。本音と建て前が交錯する内容に一気に引き込まれました。

 言い訳も誤魔化しも口にしない方が良いに決まっています。ただ、多少の逃げ場所も必要です。人間なんてそんなに強くないんだから。主人公の碧李のお母さんの心がつぶれていったのも、血のつながらない娘を虐待し始めたのも、逃げ場所がなかったから。

 ただ、自分の逃げ場所だけではなく、周りの人の逃げ場所があるかにも気づける技量をもたないといけないと思います。がんばることはがんばることは大切です。がんばることで、自分の力量が増えるのも確かです。ただ、許容範囲の越えるがんばりは、時として、壊れてしまうこともあるから。

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コメント

本を読んで、考えさせられたり、泣いたりするのってステキですよね。こういう時間って貴重だと思います。

投稿: パパ | 2012年1月 5日 (木) 19時46分

パパ先生。こんにちは^^

あさのあつこさん。
読みやすいですし、面白いですよね~。
うちの息子もよく読んでいます。
重松清さんの作品同様、子どもは色々と考えさせられるみたいです。(重松清さんの口ぶえ番長は、良いですよ~。私もボロボロなけましたTT)

投稿: kiki | 2012年1月 5日 (木) 13時23分

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