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2013年3月20日 (水)

大人の威厳

 兵庫県のある高校で、喫煙した生徒に自主退学を勧告した際、対応した先生が、彼を校内で起きた不審火の犯人と決めつけ、彼が所属していた運動部の部室などで起きた不審火に触れ、「たばこを吸うのはお前だけ」「お前は放火魔」などと言ったそうです。彼はICレコーダーでこの会話を録音しており、「出火原因不明なのに犯人扱いされた」として人権救済を申し立てたようです。

 確かに、先生の生徒に対する発言は100%悪いです。人権救済を申し立てられても致し方ありません。ただ、最近の先生に対する問題事案に、こういう叱る場面でのことが多い気がします。そもそも未成年が喫煙していたという反社会的行為の事実が存在していたのです。それがうやむやになるような気さえします。他にも、生徒が反抗的な態度をとって、カッとなって・・・などという事案も多くあります。カッとなるのが悪いに決まっています。しかし、そもそも、生徒が反抗的な態度をとっているのです。それは叱られるべき行動なのです。

 どうも複雑に問題が絡んでいるような気がします。1つは先生の叱り方の問題です。そしてもう1つは、生徒側の罪の意識です。さらには、その2つを繋ぐ人間関係です。ここでポイントになるのは、結局のところ、人間関係なんでしょうね。ここの繋がり次第で、先生の叱りが響く場合もあれば、ただ反発を招くだけになることもあります。生徒がかなり悪い場合もあるでしょう。でも、そこで生徒の責任だけにしてはいけないんでしょうね。先生として、そして1人の責任ある大人として、生徒とどう関わることができるのかを考えられないといけないのでしょうね。

 「大人の威厳」が試されているのだと思います。

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