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2013年8月18日 (日)

不条理

 松江市が、作品のなかに過激な描写があるという一部の市民からの指摘を受け、「はだしのゲン」を子どもたちが自由に閲覧できない閉架図書にするよう要請。これに市立小中学校が従った問題。波紋がさまざまなところで広がっています。何だか、木を見て森を見ずの典型的なパターンです。「はだしのげん」のおかげで、僕は子どもの頃に、原爆や戦争の不条理について知ることがたくさんありました。今の子どもたちも「はだしのゲン」を読んで、学んでいます。なのにねぇ。悲しいです。

 でも、僕が働いている市で同じようなことが起こった時、どうなるのだろう。市教委は有無を言わさず「こうしなさい」って言ってきます。僕らは、ん?と思いながらも、ただそれに従うことになります。でも、子どもは言ってくるでしょう。「先生、どうして図書室からはだしのゲンがなくなったのですか?」って。これに、どう答えたらよいのでしょうか?松江市の先生はどう答えているのでしょうか?

 さまざまなメディアがこの話題を取り上げている今、松江市の子どもたちは、どう感じているのでしょうか。大人に対して、嫌悪感を抱くのではないでしょうか。大人は、もっとドーンと構えなくてはならないはずなのに。

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