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2014年12月16日 (火)

悪循環

 パキスタン北西部ペシャワルで16日、武装集団が公立学校に侵入し、子どもたちに向けて銃を乱射したようです。少なくとも126人が死亡、120人以上が負傷したようで、犠牲者の多くは10代の児童・生徒とみられるそうです。学校襲撃の理由について、イスラム武装勢力パキスタンタリバン運動は「軍は我々の家族を殺害した。そのことをわからせるために学校を襲撃した」と述べたようです。完全な悪循環です。

 全く罪のない、しかもこれから楽しいことがたくさん待っている希望に満ちあふれた子どもたちの命をあっさりと奪っているのです。しかし、毎日のように理不尽な殺害が繰り返され、それに世界が麻痺してしまっています。命が軽んじられています。亡くなったとされる126人にはそれぞれに家族があり、それぞれに夢があり、それぞれに明日があったのです。しかし、我々に伝わるのは126人というたくさんの数が殺されたという事実だけです。そして、また同じようなことが繰り返され、今日起こった悲劇の事実すら記憶から薄れてしまうのです。

 命が途絶えたという事実の中につまった膨大な悲しみに目を向けなければいけません。これはおかしなことなのだから。

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