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2015年11月 9日 (月)

報道か人命か

Hage 今日は振休でお休みでした。たまたま娘達の学校の参観日だったので、ちょっとだけのぞきに。人権教育の授業参観日でした。上の娘のところでは、「ハゲワシと少女」を資料に授業をしていました。どのクラスも同じ資料を使っていたので、学年で統一したのでしょう。ケビン・カーターさんが撮ったその写真。かなりインパクトがあります。授業としては、報道か人命かの二択から迫る形になります。ネット上に載っている指導案もほとんどその形です。子どもたちは自分の考えをもって授業に参加します。でも、落としどころが難しいなって感じもします。僕が授業をするのであれば、どうするだろう。

 これには正解がありません。人道的には助けるべきかもしれません。但し、それは氷山の一角であって、飢餓のためにそのような状況に陥っている子どもは山のようにいるのです。その現実を伝えることの方が重要なのかもしれません。って、子どもも意見が分かれるでしょう。カーターさんは、この写真でピューリッツァー賞をもらいますが、その後、自殺します。その要因は少なからず、その写真に関するバッシングがあったのでしょう。

 この写真は、道徳の授業だけではなく、社会の授業でも使われるようです。それはスーダンの内戦による影響が子どもにもかかわるということがよく分かるからです。ん~、どちらかというと、こちらの方が腑に落ちます。道徳的には命の大切さなのでしょうが、もっと大事なことは、事実を知るということだと思うから。

 でも、実際にその場に、一般の人としてではなく、カメラマンとしていたら、どちらを選択していただろう。

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