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2016年3月 1日 (火)

心地良い会

 「巣立ちの会」という催し物が行われました。まあ、謝恩会(?)っぽいものなんですかね。勤務校では伝統的に行われています。卒業する6年生が保護者に向けて感謝の意を示す会です。6年生がちょっとした出し物をしたり、プレゼントを渡したりという感じです。

 僕は例年どんなことをしていたのかをそんなに知らない(知ろうとしない)です。ただ、伝統的に行われているようなので、ある程度のパターンは崩さないことに。でも、少しアレンジを。で、今回大きく変えたことは2つです。

 1つは6年生の出し物です。例年、リコーダーの演奏と歌だったようです。もちろん別にそれでもよいのですが、それでは今の学年の良さが生かせないと判断しました。そこで、毎回居住地交流で取り入れてきたダンスにすることに。この方が自主性が発揮されると考えました。目論見通りでした。とっても生き生きしていました。

 もう1つは保護者からの手紙です。例年、事前に保護者に手紙を書いてもらって、それをこの時に渡していたようです。それもそれで良いのでしょうが、準備の大変さ、何より、その手紙をいつどこで子どもが読むのかという問題を感じました。だから手紙自体やめました。で、何をしたかというと、直接言葉を伝える時間を設けました。しかもサプライズで。

 この件に関しては、事前に保護者にはちょっと何かをやってもらうという旨だけは伝えていました。そして、当日の保護者だけの事前打ち合わせの時に、「プログラム6番のプレゼント渡しとプログラム7番の終わりの言葉の間に、プログラム6.5番を入れ込みます」と言いました。そして、「僕がプログラム6.5番おうちの方よりって言うと、ピアノの伴奏が流れます(ピアノは相担がプロフェッショナルです)。そしたら、順に子どもに向けて一言ずつ言っていって下さい」って。保護者からはやや戸惑いの顔もチラホラ見られましたが、ここで「全員がこの会の主催者なので、みんなで盛り上げましょうね」って言いました。子どもの方は全く知らないサプライズです。

 プログラム6番のプレゼント渡し。保護者が1列に並び、子どもが順にプレゼントを渡していきます。そして全員が渡し終え、司会の子がマイクを持った瞬間に、僕が「プログラム6.5番おうちの方より」と言いました。子ども達は戸惑っていました。そりゃそうです。予定外のことですから。そしてピアノの伴奏が流れ始めます。ここからの時間はとってもステキでした。どのおうちの方も、我が子にステキなエールを送っていきます。その言葉の温かさ、そして重みが胸を熱くさせました。

 すべての保護者の言葉が終わったとき、自然と拍手がわき起こりました。会場が一つになった感じでした。子どもたちにとって、最高のプレゼントをもらった時間だったように思います。とっても心地良かったです。

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