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2016年6月18日 (土)

連帯責任

 組織的なドーピング問題で資格停止中のロシア陸連について、必要な対策は不十分のようで、処分を解除しないままに。これでロシアの陸上選手はリオデジャネイロ五輪に原則として出場できなくなってしまいました。

 まあ、賛否あります。ドーピングは絶対ダメという明確なメッセージを出すことには繋がりますが、関与していない選手も出られなくなります。いわゆる連帯責任です。高校野球でもたまに選手の1人の悪戯のせいで、大会に出られないということがあります。学校でも体育館に集合の際、黙ってこないといけないのに話をしている人がいたら、全員やり直しって言われることも。これって、結構な理不尽です。

 この理不尽さは、関与していない人が罰を与えられることもありますが、関与した側も他の人にまで迷惑を掛けて申し訳ないという思いをさほど持たないことにあります。もちろん、すっごく申し訳ないという思いをする人もいるでしょうが、たいていは人のことよりも自分のことしか考えませんからね。だから、関与していない人は「あの人のせいで・・・」って思いを募らせますが、関与した人は「なんでこの程度で罰を受けないと・・・」って、罰を命じた側にただ恨みをもつというスペシャル悪循環に陥ります。

 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」っていう論理は、こういうときあっさり崩れます。崩さないために、社会的な立場の自覚と責任をきちんともつ(もたせる)ことがとっても重要だと思います。反省せず、人のせいにしているだけでは、全く前に進めませんから。

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